2005年8月6日
小樽(8:20)バス→忍路中央小学校前・・・忍路環状列石・・・地鎮山環状列石・・・忍路小前 バス→フゴッペ洞窟前・・・フゴッペ洞窟 バス→余市・・・ニッカウヰスキー工場・・・大川橋(余市川)・・・モイレ山(65m)・・余市水産博物館(民俗資料館)・・・旧ヨイチ下運上家・・・モイレ浜海水浴場・・・余市駅(JR函館本線・14:43)→小樽駅(15:10)
【地図】
暑いが海からの風は涼しい。湿度も下がったようだ。忍路小のバス停から函館本線の踏切を渡って忍路環状列石へ。縄文後期の墓だ。面積はさほど広くない。
忍路環状列石 地鎮山環状列石
近くの地鎮山環状列石へ行く。平成11年に新たに9基の環状列石が発見されたそうだが、その場所は分からなかった。
フゴッペ洞窟は小樽の手宮洞窟と同じ続縄文時代中期(4〜5C頃)(北海道には、弥生・古墳時代はない)の祭祀用の洞窟壁画だ。角の生えた人物らしき画など描かれている。シベリアの東側を流れるアムール川周辺の岩壁画とよく似ていて、角の生えた人物はシャーマンを表現したものという説が有力だそうだ。日本海をはさんだ北東アジアの人々との交流を示す遺跡だろう。
バスで余市へ向かう。ニッカウヰスキー工場のレトロ風の建物。その先に余市宇宙記念館、近くの余市川温泉は「宇宙の湯」の看板を掲げている。湯疲れ、悪酔いしそうでとても入る気になれない。
ニッカウヰスキー工場
余市川河口にかかる大川橋から、モイレ山(65m)にある余市水産博物館へ。民俗資料館も兼ねている。にしん漁に関する写真、展示品が豊富だ。昭和29年以降、にしんは一匹も来なくなったそうだ。回遊ルートの変化、乱獲による資源の枯渇か?
大川橋(余市川)・モイレ山・日本海
余市川河畔、何の鳥か?
モイレ山を下り、反対側の海岸沿いにある旧下ヨイチ運上家へ行く。松前藩の場所請負人の交易場所で藩の出先機関のようなものだ。アパートとして使われていたものを修理・復元し、重要文化財の指定を受けたそうだ。
旧ヨイチ下運上家
海岸はモイレ浜海水浴場で子供たちや家族連れでにぎやかだ。砂浜で少し休む。短い夏なのだろう皆、色が白い。
モイレ浜海水浴場
余市駅まで歩きJR函館本線で小樽駅まで帰った。
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