木紀行
(その8)
大木・巨木・古木・名木・神木・変木・枯木・珍木・普通の木・・・
『
坂道散歩
』で出会った様々な木々を並べてみました。
(141)乳銀杏(雲辺寺) 「
説明板
」
『
四国遍路道(香川県−7)
』
(142)白猴(はっこう)けやき(跡) 「
説明板
」
82番青峰山
根香寺
山王権現の化身の白猿がこの木に棲み、
智証大師
の開山を助けたという。
樹齢約1600年だったが、昭和50年頃に枯れてしまった。
『
四国遍路道(香川県−8)
』
(143)
大麻比古神社
の神木のクスノキ
樹齢1000年余
『
四国遍路道(阿波国−1)
』
(144)長命杉(2番
日照山極楽寺)
「
説明板
」
樹齢1000年、健康、長寿を授ける老杉。
『
四国遍路道(阿波国−1)
』
(145)岡の宮の大クス(岡上神社) 「
説明板
」
大楠は地上ですぐに分岐している一本の大木。大麻比古神社のより巨木か。
『
四国遍路道(阿波国−1)
』
(146)たらちね銀杏(5番
無尽山地蔵寺)
樹齢800年、根が地面に浮き出ている。
『
四国遍路道(阿波国−1)
』
(147)
藤井寺のフジ
大師が境内に五色の藤を植えたので藤井寺の寺号となったという。
花の時期は過ぎてしまった。
『
四国遍路道(阿波国−2)
』
(148)左右内の一本杉 「
説明板
」
大師がここで仮眠した時に、夢の中に阿弥陀如来が現れたので尊像を刻み、
堂宇(一本杉庵)を建てて安置した。その時、大師が植えたのがこの老大木という。
『
四国遍路道(阿波国−3)
』
(149)杖杉(じょうさん)庵(番外霊場)
『
四国遍路道(阿波国−3)
』
(150)あららぎ大師
アララギ(
櫟(いちい)
の木)の股の間の小さな大師さん。
『
四国遍路道(阿波国−4)
』
(151)
大御和神社
のクスノキ
左前方の八角形の瑞垣に囲まれているのもクスノキだったか。
『
四国遍路道(阿波国−4)
』
(152)
びらんじゅ(毘欄樹)
(18番
母養山恩山寺
)
女人禁制のこの地に、大師は女人開禁の秘法を修して母公を迎え入れた。
その時の記念樹として大師が植えたという。
『
四国遍路道(阿波国−5)
』
(153)櫛渕のフウ(左) 「
説明板
」
右はクスノキ
フウの木
櫛渕八幡神社境内に植えられたのが大正の始めというから成長が早い。
古来より「楓」を「カエデ」と訓むが、本来の楓はフウのことを指し、
カエデを表す漢字は「槭」だそうだ。
『
四国遍路道(阿波国−5)
』
(154)本尊降臨の杉(20番
霊鷲山鶴林寺
)
雌雄2羽の白鶴に守護されて、黄金の地蔵菩薩がここに降臨したという。
その黄金像を胎内に納める大師の作という本尊の地蔵菩薩像は国宝に指定されている。
『
四国遍路道(阿波国−6)
』
(155)大根峠の竹林
『
四国遍路道(阿波国−6)
』
(156)月夜御水大師の大杉(逆さ杉) 「
説明板
」
樹齢約1000年といい、すべての枝が一度下を向いてから、
上に伸びていることから逆さ杉といわれる。
『
四国遍路道(阿波国−7)
』
(157)笠懸けの森(跡) 「
説明板
」
隠岐島に流される
後醍醐天皇
ゆかりの地。
笠懸
とは流鏑馬みたいなものか。
『
出雲街道D(土居宿→勝間田宿)
』
(158)日光街道松並木跡 「
説明板
」
江戸時代には、ここから5kmもの松並木が続いていたという。
『
古河市(茨城県)の坂
』
往時の松並木
まばらで木も細いようだが。
(159)
東昌寺
のマルミガヤ 「
説明板
」
推定樹齢500年、国の天然記念物。
『
奥州街道奥道中
(仙台城下→富谷宿)』
丸い種子で「
マルミガヤ
」、通常は楕円形だそうだ。
(160)代官松 「
説明板
」
代官所の玄関前にあった樹齢約200年の松。
代官所は富谷小学校となり、今は中央公民館。
『
奥州街道奥道中
(仙台城下→富谷宿)』
木紀行
(その9)