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 大分散歩E
(亀塚古墳公園・滝尾百穴ほか)


  
  2005年5月18日

  大分駅(JR日豊本線・8:49) → 坂ノ市駅(9:03)

  【地図

 坂ノ市駅から亀塚古墳公園に向かう途中は、雨まじりの風が強く傘がこわれそうで引き返そうかとも思った。
 古墳公園は亀塚古墳が復元されよく整備されている。
 同古墳は県下最大の全長120mの前方後円墳で5世紀の築造。表面に白色の葺石が敷かれ、海からもその威容は見ることができた。船の埴輪、船を描いた埴輪、製塩土器、スイジガイ模様の埴輪、緑泥片岩を組み合わせた箱型石棺などが出土している。
 畿内政権と強く結びついた「海部(あまべ)」の首長の墓だ。

     
                亀塚古墳(復元)
              築造当時は、葺石は白。

     
                後円部墳頂の箱式石棺(復元)
               (前方部、海部古墳資料館方向)

 古墳公園内に海部古墳資料館が併設されている。大分県の古墳のミニチュア復元石室など分かりやすく勉強になる。
 この辺一帯は、城原・里遺跡中安遺跡の範囲内)で、建物跡が発掘され海部郡衙跡か豪族の居館跡と見られ、現在も発掘調査中だ。辻古墳(5C後半〜末)、大蔵古墳なども近くにある。
 
 古墳資料館を見学中に雨もあがり陽が差してきた。掃除のおばさんの話では、今日は萬弘寺の市が開かれる。来る途中の道端に市開催の幟が何本も立ててあった。
 萬弘寺のそばには大クスノキの坂ノ市神社もある。どんな市か興味があったが行かなかった。ちょっと立ち寄って見ればと後悔。

  坂ノ市駅(JR日豊本線)→大分駅(JR豊肥線)→滝尾駅

 滝尾百穴は中学校の校庭にある。ちょうど運動会の予行演習をやっていた。遠くからのビデオ撮影で済ます。穴はかなり高い所にもある。どうやって掘って、埋葬したのか?下の穴は防空壕として利用されたこともあったそうだ。

     
                    滝尾百穴

  滝尾駅(豊肥線)→大分駅





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