木紀行
(その1)
大木・巨木・古木・名木・神木・変木・枯木・珍木・普通の木・・・
『
坂道散歩
』で出会った様々な木々を並べてみました。
【
木紀行マップ
】
(1)嘆きの松
江差に入港した開陽丸が座礁、沈没し、
榎本武揚
と
土方歳三
が
この松を叩いて嘆き悲しんだという。
松の幹が曲がっている部分が瘤(こぶ)のようになっているのは、
土方の叩いた跡で「
土方歳三のこぶし
」とか。
『
江差町(北海道)の坂
』
(2)一本杉(
角塚古墳
) 「
説明板
」
最北の前方後円墳の上にそびえている。 《
地図
》
5〜6世紀初めの築造・全長45m・高さ4m。
「塚の山」・「蛇塚」・「
一本杉
」ともいわれている。
『古代史散歩(岩手県胆沢町)』(現・奥州市)
(3)姥杉
水沢城
土塁跡上・推定樹齢約500年。後ろは奥州市役所
『
水沢市(岩手県)の坂@
』
(4)
縁切榎
(
「中山道板橋宿」
)
10代将軍家治、12代家慶に降嫁の行列は、ここを避けて根村道を通ったが、二人とも若死した。
縁切榎の名は高まり、その樹皮を煎じて飲めば男女の縁が切れるという俗信が生じ、
榎の皮を粉にして売る者まであったという。落語『
縁切り榎
』
皇女和宮
の降嫁の時には榎全体を菰で覆ったともいう。
『
板橋区の坂@
』
(5)一本松(冠の松)
天慶2年(939)、平将門の乱の征討に向かう
源経基
が近くの民家に泊まった。
翌朝、経基はこの松に冠装束を掛けて出立した。『
将門散歩
』
『
江戸時代の観光名所
・一本松付近』
現在の松は、戦後地元町会によって植えられた?代目の松。
『
港区の坂G
』
(6)枝垂れ梅(
龍福寺
)
『
板橋区の坂D
』
(7)真福寺のイチョウ(
「逆さイチョウの伝説」
)
『
さいたま市の坂@
』
(8)
東郷寺の枝垂桜
(「
府中市の名木100選
」)
『
府中市の坂A
』
(9)木の根道(「
鞍馬寺山内案内
(36)」)
『
京都市の坂@
』
(10)
スダジイ
(
九重神社
の神木・樹齢500年以上)
『
川口市の坂@
』
(10-2)密蔵院の柘植(ツゲ)
推定樹齢500年以上
『
川口市の坂@
』
(10-3)峯ケ岡八幡のイチョウ
推定樹齢600年以上
『
川口市の坂@
』
(11)
宗興寺
の何の大木?
『
神奈川区の坂@
』
(12)平潟遊郭跡の枝垂れ柳(「
水戸街道松戸宿
」)
『
松戸市(千葉県)の坂
』
(13)雷電神社のスダジイ、タブノキ?
『
松戸市(千葉県)の坂
』
(13-2)神明社のクスノキ
『
鶴見区の坂B
』
(14)
小茂根稲荷神社
のスダジイ
『
板橋区の坂−10
』
(15)志多備神社のスダジイ(推定樹齢数百年)
「
説明板
」には「日本一のシイの巨木です。」とある。
『
巨樹・巨木林データベース
』(環境省)にも載っている。
『
出雲の坂A
』
(16)護王姫神社の大ケヤキ(推定樹齢300年)
座間市内で最大最古の大木という。『
市指定重要文化財
』
『
座間市の坂−2
』
(17)栗原神社のシラカシ(推定樹齢500年)
社殿の左奥で一部しか写っていない。
これも座間市の『
市指定重要文化財
』で、こっちのが(16)より古いか?
『
かながわの名木100選
』(044番)にもなっている。
『
座間市の坂−4
』
(18)弥生神社のイチョウ
黄葉の写真(『
travel.Jp
』)
『
海老名市の坂−1
』
(19)
海老名の大ケヤキ
(推定樹齢300年以上) 「
説明板
」
「
神奈川県指定天然記念物」
『
海老名市の坂−2
』
(20)椿地蔵と玉椿(『
海老名市天然記念物
』)
「
玉椿 咲かずに落ちる 地蔵堂」(「
海老名郷土かるた
」)
若くして病死した娘を悼むかのように、椿の花はつぼみのまま咲かずに散ってしまう。
『
海老名市の坂−
4』
木紀行
(その2)